結論:次のCEV補助金は2026年10月13日時点で未公表
「令和8年度のCEV補助金はいつから?」と気になっている人に、先に結論です。いま受け付けている国のCEV補助金は「令和7年度補正予算」の事業で、次の年度の補助金(予算額、開始日、対象、上限額)は、2026年10月13日時点で次世代自動車振興センターの発表に見当たりません。
センターのFAQには、令和7年度補正の予算が尽きたあとに別の補助金が成立したら申請できるか、という質問があります。回答は「現時点では決定している事項はありません」で、決まった情報は経済産業省とセンターのホームページでお知らせするとされています。
この記事では、公表されている事実と、まだ公表されていない事項を分けて書きます。推測で書いた日付や金額は載せません。
「令和8年度」の補助金と呼ばれているのは、令和7年度補正
名称がわかりにくい点を整理します。現在の補助金は「令和7年度補正CEV補助金」です。国の補正予算で実施されていて、車の登録は2025年12月16日以降の分が対象に入り、2026年度(令和8年度)にまたがって申請を受け付けています。
そのため、ネットでは「令和8年度のCEV補助金」と呼ばれることがあります。この記事では次のように使い分けます。
| 呼び方 | 内容 |
|---|---|
| 令和7年度補正CEV補助金 | いま申請できる補助金。予算は約1,100億円(センターのFAQ) |
| 次の補助金 | 令和8年度の補正予算以降で実施される可能性のある補助金。公表なし |
「令和8年度の補正予算」が組まれるのか、どんな内容になるのかは、この記事の時点で公表されていません。
いま公表されている事実(令和7年度補正)
センターが公表している、現行の補助金の事実は次のとおりです。
- 申請の受付開始は2026年3月31日
- 予算額は約1,100億円
- 申請受付の終了見込み時期は、2026年12月上旬〜12月下旬(2026年10月9日公表。9月4日公表の時期と同じ)
- 申請は先着順で、書類が事務局に届いた日で順番が決まる。予算額に達した日の前日(営業日)で受付が終わる
- 最終期限は、初度登録(届出)が2027年2月1日まで、交付申請書は2027年2月12日まで(必着)。それより前に予算額に達した場合は、そこで受付終了
- 終了見込み時期は、今後の申請状況により前後する可能性がある
終了の見込みは、申請状況を踏まえて更新される予定です。定期的に発表されるため、センターのお知らせで確認できます。詳しい読み方はCEV補助金はいつまで?にまとめています。
まだ公表されていない事項
次の項目は、2026年10月13日時点で、センターのお知らせ一覧とFAQから確認できていません。
- 次の補助金の有無、予算額
- 受付の開始日
- 対象車種と補助額の上限
- 現行の補助金との切り替え時期、継ぎ目の扱い
センターのお知らせ一覧(直近10件、2026年9月3日〜10月9日)にも、車両の次期補助金に関する記載はありません。2026年10月1日付で「充電設備補助金 年度またぎ事業について経済産業省より概要が発表されました」というお知らせがありますが、これは充電設備の補助金に関するもので、車両の補助金ではありません。
「来年の春に再開する」「増額される」といった話を見かけても、公式の発表で確認できない情報は判断材料にしないほうが安全です。
買い替えの時期はどう考えるか
現行の補助金は、登録から申請書の提出までの期限も決まっています。原則は、初度登録(届出)日から1か月以内(消印有効)で、登録日までに代金の支払い手続きが済んでいない場合は期限が変わります。申請は納車前でも出せますが、条件は登録(届出)と支払い手続きが済んでいることです。納車が遅れる見込みなら、販売店と登録日の見通しを早めにそろえておくと安心です。
次の補助金が出るかどうかわからない以上、いま決められる判断は、現行の補助金に間に合うかどうかです。
- 現行の補助金は、12月上旬〜下旬に受付が終わる見込み。年内の登録を目指すなら、販売店に納車時期と申請書の提出時期を確認する
- 2027年1月1日以降の登録は、車種によって国の補助額が下がる。下がる車種は2027年1月から補助金が減るEV・PHEV一覧で確認できる
- 補助額は車種ごとに決まっている。CEV補助金2026年度版の解説で、普通車のEVは最大130万円、軽EVは最大58万円、PHEVは最大85万円と確認できる
2027年1月の減額は、補助額の算定方法の見直しに伴う経過措置が2026年12月31日で終わるためで、センターのFAQで説明されています。サイト内の車種データでは、36車名が2027年1月1日以降の登録で額が下がります。次の補助金が出る場合でも、この減額が引き継がれるかどうかは公表されていません。
東京都など、自治体の補助は国とは別の制度です。東京都のZEV車両購入補助金は、受付期間が2026年4月30日から2027年3月31日までと発表されています。国の受付が終わった後も、自治体の補助が続く場合があります。額はお住まいの自治体の窓口で確認してください。
公式情報の見つけ方と、このページの更新
次の補助金の発表を逃さない方法は、次の2つです。
- 次世代自動車振興センターの「お知らせ」ページ。申請受付終了見込みの更新や、新しい補助事業の案内は、ここに掲載される
- 経済産業省のホームページ。センターのFAQは、決まった情報は経済産業省とセンターのホームページでお知らせすると案内している
このページは、新しい情報が公表された時点で更新します。現時点の最新情報は、センターのお知らせ一覧(2026年10月9日付が最新)です。補助金を使って車を買うかどうかを決めるときは、販売店の見積もりに「補助金の申請時期」を書き込んでもらい、締め切りと照らし合わせると判断しやすくなります。